2010年10月30日(土)「しんぶん赤旗」

虐待なくす対策必要

共産党チームが勉強会


 日本共産党の児童虐待問題プロジェクトチーム(責任者・高橋ちづ子衆院議員)は28日、国会内で、川ア二三彦・子どもの虹情報研修センター(日本虐待・思春期問題情報研修センター)研究部長を招き勉強会を開きました。

 川ア氏は、2000年の虐待防止法制定から10年、この間の虐待対策が総合的な対策よりも死亡事例をいかに防ぐかということに力を注いできたことに懸念を表明。通告義務を学校などに課したことが現場ではうまく機能していない事例もあげながら、死亡事例を防ぐにとどまらず虐待そのものをなくしていくために何が必要かを語りました。児童相談所の抜本的な体制の充実をはじめ、市町村で対応する職員の専門性の向上などがのべられました。

 高橋ちづ子、宮本岳志、山下芳生、井上哲士、田村智子の衆参議員が参加しました。





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