2010年10月16日(土)「しんぶん赤旗」

知事選勝利 基地なくせ

全労連が沖縄連帯行動

普天間見下ろし安里氏と交流


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(写真)米軍普天間基地を見下ろす嘉数高台で、安里タケシ氏(右端)の歓迎を受ける全労連の人々=15日、宜野湾市

 沖縄県知事選(11月11日告示、28日投票)が目前に迫る中、全労連の沖縄基地調査連帯行動が15日、3日間の日程で始まりました。この日は宜野湾市の米軍普天間基地などを調査し、知事選に立候補表明しているイハ洋一市長の勝利に向け、支援に全力を挙げる決意を固め合いました。

 一行がまず訪れたのは、同基地を見下ろす嘉数高台。知事選と同日投票でたたかわれる市長選に立候補する安里タケシ前副市長が出迎えました。安里氏は「普天間基地を返還させ、沖縄から基地をなくしていこうと知事選に立候補するイハ市長の後を継いで立候補します。私は違法な普天間基地の存在を許さない、固定化を許さない行政のために全力をあげます」とあいさつしました。

 市の担当者から、人口密集地における海兵隊ヘリ・輸送機の運用や騒音の実態など、「世界一危険な基地」の説明を受けた参加者は、2004年に米軍ヘリが墜落・炎上した沖縄国際大学も訪れました。スーパーや給油所も隣接する現場には、黒く焦げた木が、そのまま残されており、日々、基地により命を脅かされる市民の生活に思いをはせました。

 今回の全労連行動には、柴田真佐子副議長を先頭に全国各地から約20人が参加し、沖縄県労連のメンバーも現地で合流しました。





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