2010年10月4日(月)「しんぶん赤旗」

「増税反対」で協力

都内で消費税考えるシンポ


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(写真)消費税増税の不当性がさまざまな立場から明らかにされたシンポジウム=3日、東京都豊島区

 消費税廃止各界連絡会は3日、東京都内でシンポジウム「消費税大増税を考える」を開き、全国各地からの参加者を含め171人が参加しました。

 菅直人首相が1日の所信表明で社会保障改革を口実にした消費税増税を表明。「社会保障充実のために増税はやむを得ないのでは」といった疑問があるもとで、増税しなくても財政再建、財源対策を取れる道を探ろうと開きました。

 ジャーナリストで『消費税のカラクリ』の著者、斎藤貴男さんは、経営が厳しくても消費税がかかり、税の取り立てで廃業に追いやられる中小企業の例などを挙げ、「消費税は悪魔の税制だ」と告発。「消費税増税反対」の一致点での団結を訴えました。

 主婦連合会の山根香織会長は、今問題なのは「消費税の増税反対」と自由に言えないような空気が強いことだ、と指摘。菅首相の増税発言には失望したとのべ、「疑問があっても答えてくれる情報が少なく、一方的な考えだけが宣伝されている」として、「私たち自身が運動を強めていく必要がある」とのべました。

 税経新人会全国協議会の佐伯正隆事務局長は、消費税を1円も負担していない大企業にたいして、中小業者は転嫁できずに苦しんでいる仕組みを告発しました。財源問題にもふれ、不公平税制の是正などで大きな財源はつくれる、とのべました。

 消費税廃止京都各界連の坪井修・前事務局長は、京都で商店街の理事長・会長ら多数が立ち上がって増税反対のアピールを出した取り組みについて報告。さらに477の中小業者団体によびかけを送り、賛同を広げた経験を紹介しました。

 会場からは、「消費税率の引き上げをやめさせる」の一点で政治的立場をこえて運動をしている「ネットワーク宮城」の代表が活動を報告しました。

 シンポジウムに先だって開かれた消費税廃止各界連の全国代表者会議では、日本共産党の佐々木憲昭衆院議員が国会情勢報告を兼ねてあいさつしました。





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