2010年10月2日(土)「しんぶん赤旗」
円高不況からくらしまもれ
新婦人が銀座パレード
![]() (写真)米軍普天間基地の無条件撤去など、要求を掲げてパレードする新婦人「秋の行動」参加者たち=1日、東京都中央区 |
円高不況からくらし、雇用、営業をまもれと、新日本婦人の会は1日、東京・銀座をパレード。「軍事費を削ってくらしにまわせ」「保育所を増やして待機児をなくせ」などとアピールしました。
「秋の行動」スタートとなる中央行動で、東京、神奈川、千葉、埼玉から100人を超える会員が参加しました。女性たちは消費税増税「NO」や、普天間基地「NO」を示した手作りのタペストリーを持参したり、「教育予算増やして!」と書いたプラカードなどを下げていました。
パレード前の集会で高田公子会長は、“私たちの払った税金を私たちに戻して”と1980年からはじめたのが「秋の行動」と紹介。「税金を女性たち、子どもたちのために使ってほしいと訴えていこう」と話しました。
1都3県の代表があいさつ。
神奈川県本部の高浦福子会長は、新聞折り込みや宣伝をして、願い聞かせてアンケートを集めていると紹介。要求署名にして集め、いっせい地方選挙を実現のチャンスにしたいと話しました。
パレードでシュプレヒコールにあわせて元気よくうちわを上げていた女性(44)=千葉県市川市=は、「息子は私立の高校に通っているのでお金のことを心配しています。安心して学校に行ってほしいので、税金は教育費や福祉など生活のために使ってほしい」と話していました。


