2010年9月25日(土)「しんぶん赤旗」

市長の暴走ストップを

名古屋 共産党市議ら宣伝

庶民負担増やめよ


写真

(写真)河村市長の暴挙許さず暮らし応援の市政に転換しようと訴える黒田二郎氏=24日、名古屋市千種区

 河村たかし名古屋市長が主導する議会解散運動が大詰め(署名収集期限は27日)を迎えるなか、日本共産党の名古屋市議、市議予定候補は24日、党支部・後援会とともに、地下鉄などで「民主主義こわす大暴走を市民の良識でストップしよう」と訴える、いっせい宣伝にとりくみました。

 各駅でノボリやプラスターなどでアピール。通勤客に「公約違反の“金持ち減税”の一方で、福祉・市民サービス切り下げで庶民は負担増、9月の補正予算では円高不況予算ゼロです」「共産党は議員報酬引き下げなど議会改革を推進中です」などと訴えた「愛知民報」号外を配布しました。

 千種区では黒田二郎市議予定候補(元市議)が、5人の後援会員とともに宣伝。「“市長言いなり”議会をつくるための解散は議会の役割を否定する」「市長は金持ち優遇減税の恒久化で、財源不足を理由に暮らしを破壊する福祉の“構造改革”をすすめようとしている。これを許さず、国保料や保育料引き下げなど暮らし応援の市政に切り替えよう」と訴えました。

 女子中学生の集団が「がんばってくださーい」と大きな声で応援。ガッツポーズをしエールを送った車いすの男性、手を振っての応援もありました。

 河村市長がつくった地域政党「減税日本」は、連日著名人を名古屋に呼び、地下鉄、区役所やスーパー前などで署名収集。民主、自民、公明各党も早期の市議選・市長選を見越し、ビラを出し、候補者ポスター張り出しなど、選挙本番なみの活動をおこなっています。





もどる
日本共産党ホーム「しんぶん赤旗」ご利用にあたって
(c)日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 TEL 03-3403-6111  FAX 03-5474-8358 Mail info@jcp.or.jp