2010年9月10日(金)「しんぶん赤旗」

9条守り生かそう

9の日宣伝 新宿で共同センター


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(写真)憲法9条を守り生かそうと署名を訴え、宣伝する人たち=9日、東京・新宿駅西口

 憲法改悪反対共同センターと東京共同センターは9日、東京・新宿駅西口で、憲法9条を守り生かそうと「9の日宣伝」行動をしました。共同センターを構成する労組、民主団体から30人以上が参加し、憲法改悪に反対する署名への協力を市民に呼びかけました。

 新日本婦人の会の高田公子会長、全労連の大黒作治議長、全商連の西村冨佐多(ふさお)副会長らがマイクを握り、民主党の代表選にも触れながら比例定数削減の動きを批判し、削減反対の大きな世論をつくろうと訴えました。

 行動では、「守ろう憲法9条、生かそう憲法25条」「ホントに切られるのは国民の民意! 比例定数削減をストップさせ、声の届く国会にしよう」と書かれた横断幕やのぼりを掲げました。組合員らは「衆院比例80参院40削減! ちょっと待った」と比例削減を批判するミニビラを折り込んだティッシュを通行人に手渡しました。

 署名した男性(70)=東京都調布市在住=は、「地元で九条の会に入っているけど、定数削減は駄目ですよ。地域でもがんばりたい」と話します。

 神奈川県厚木市から用事で新宿にきた男性(70)は、「比例削減とは、民主、自民の二大政党以外はつぶしたいという思惑でしょ。とんでもない。大きな政党のやりたい放題になってしまう。憲法改悪まで、ねらうかもしれない。世論を動かすようがんばってください」と話しました。

 憲法改悪反対共同センターは、各地の会に呼びかけて、毎月9のつく日に全国いっせい「9の日宣伝」を展開しています。





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