
2010年9月5日(日)「しんぶん赤旗」
最新鋭攻撃型原潜が寄港
横須賀基地 日本入港初めて
米海軍は3日、バージニア級攻撃型原子力潜水艦「ハワイ」(母港ハワイ・パールハーバー、約7800トン、乗組員約130人)が同日、米海軍横須賀基地(神奈川県)に初めて寄港したと発表しました。バージニア級は米海軍最新鋭の攻撃型原潜で、日本入港は初めて。
米海軍は西太平洋への戦力増強を進める方針を示しており、その一環と見られます。
バージニア級は対地攻撃用の巡航ミサイル・トマホークを搭載しているほか、海軍特殊部隊を上陸させる任務も担います。また、米海軍によれば、旧来の対潜・対艦戦に加え、沿岸での作戦を想定した設計になっているとされます。
ハワイはバージニア級の3番艦で、2007年に就役しました。パールハーバーを8月に出港した「ハワイ」は、「今後数カ月、西太平洋に展開する」と、米海軍は説明しています。
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