2010年8月26日(木)「しんぶん赤旗」

国公法弾圧2事件

最高裁大法廷で審理を

国民救援会、党本部に要請


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(写真)国民救援会の要請に応対する柳沢明夫氏(右端)と姫井二郎氏(右から2人目)=25日、党本部

 日本国民救援会は25日、日本共産党中央委員会に世田谷国公法弾圧事件と国公法弾圧堀越事件の最高裁でのたたかいへの支援を要請しました。日本共産党からは柳沢明夫法規対策部長と国民運動委員会の姫井二郎事務局次長らが応対しました。

 堀越事件は、3月に東京高裁で逆転無罪判決を勝ち取りました。世田谷事件は5月に同高裁で不当な有罪判決となりました。いずれも最高裁の第2小法廷で審理される予定です。2事件の弁護団や国民救援会などは、最高裁大法廷に回付して、国公法を合憲とした猿払事件の大法廷判決を見直し、違憲無罪判決を求める20万人署名に取り組みます。

 国民救援会中央本部副会長の望月憲郎氏は「裁判勝利と当事者を激励していくようなキャンペーンにご協力をいただきたい」と要請。署名運動への協力などを求めました。

 柳沢氏は「国家公務員の政治活動の自由を保障する運動の大きなたたかいの一環だと思っています」と述べ、ともに運動を進めていく決意を表明しました。

 要請には、世田谷事件の宇治橋眞一さん、堀越事件「守る会」事務局長の黒沢泰雄さん、国民救援会東京都本部事務局次長の小澤克至さんも参加しました。





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