2010年8月19日(木)「しんぶん赤旗」

米政府

イラク駐留戦闘部隊

撤退方針変化なし


 【ワシントン=西村央】バートン米大統領副報道官は17日、記者団に対し、イラクの首都バグダッドで同日発生した爆弾テロをめぐり、「米国はイラクでの戦闘行動終了に向けて動いていると確信している」と述べ、8月末の駐留米軍戦闘部隊撤退の方針に変わりがないことを強調しました。

 バートン氏はオバマ大統領が事件を非難していると表明。「イラク国民が民主主義に向けて歩んでいるのを挫折させようと願っている勢力がいまだに存在するのは明らかだが、イラク国民は民主主義の道を進んでいる」と指摘しました。

 米軍がイラク治安部隊の援助にあたっていることをあげ、「戦闘部隊の任務は今月末で終了するが、治安維持を支援する部隊は必要に応じて存続することになる」と語りました。





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