2010年8月10日(火)「しんぶん赤旗」

世界から核兵器ノー

NY市民団体 アピール行動


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(写真)7日、ニューヨーク・ブルックリン区での行動で「核兵器廃絶」を訴える横断幕を掲げるピース・アクションの人々(小林俊哉撮影)

 【ニューヨーク=小林俊哉】広島、長崎の原爆の日に連帯して、ニューヨーク市内でも核兵器に反対する集いや行動がありました。このうち、市内ブルックリン区では7日、米国の反核反戦団体「ピース・アクション」のベイリッジ支部が、地域を行進し、道行く人や信号待ちの車などに核兵器廃絶をと訴えました。

 活動を主催したビッキー・マクフェイジェンさんは、「何年もやっている活動です。市民に関心を持ってもらうのが何より重要です」と話しました。前日には、地域の教会で原爆関連映画の鑑賞会を開催。悲惨さを学習したといいます。

 元州兵のビクトリー・ガリーノさんは、「原爆は惨害をもたらす。元米軍人としても、あのような原爆投下は許されない」として、「原爆の惨害を若い世代に知らせることが大事です」と話していました。同じく活動に参加したリンダ・オーランドさんも「原爆は廃絶しなければいけない。被害を受けた日本人には本当に申し訳なく思う」と話しました。

 一行は、地域の大通りを歩いたあと、通行人や信号待ちの車に、「核兵器廃絶」「9条は世界の宝」と書いた横断幕などでアピールしました。





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