
2010年8月6日(金)「しんぶん赤旗」
国越え海越えつながろう
女性のつどいに1400人余
原水爆禁止世界大会関連行事
原水爆禁止2010年世界大会の関連行事、「核兵器なくそう女性のつどいinヒロシマ」が5日夕、広島県立総合体育館で開かれ1400人余が参加しました。
主催者を代表して高田公子・新日本婦人の会会長が「女性の連帯をさらに強め、各国政府に核兵器廃絶条約締結を迫って行こう」とあいさつ。世界と日本の運動を交流しました。
ニューヨーク行動国際企画委員のジャッキー・カバソさんは、5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議に向けた共同行動について「日本から多数の活動家が参加し、成功に結び付いた。日本の平和運動は世界の良心だ」と話しました。
「アフガニスタンの正義を求める社会協会」のウィーダ・アハマドさんは、9年前に米軍が侵攻したとき、社会正義がもたらされるかと思ったが、治安の悪化や女性への性暴力はいっこうに治まっていないと指摘。「軍隊でなく医師や先生を送ってほしい」と訴えました。
非核フィリピン連合のコラソン・ファブロスさんは、「国を越え海を越え、基地撤去に向け一つにつながろう」と呼びかけました。
日本からは東京の高校生平和ゼミナールの代表、沖縄や福岡で平和運動をすすめる人たちが発言。
免田裕子さんが被爆体験を語り、広島ジュニアマリンバアンサンブルの子どもたちが、マリンバを見事に演奏すると、会場は総立ちになりました。
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