2010年8月6日(金)「しんぶん赤旗」

定数削減めぐり論戦

参院予算委 野党が首相発言批判


 参議院予算委員会で5日、菅直人首相の国会議員定数削減の「年内合意・実行」発言をめぐり、議論が交わされました。

 菅首相は、衆院比例80議席、参院40議席を削減する「国会議員定数削減」案を8月中に民主党内で取りまとめ、12月までに野党とも合意するよう党内に指示しています。2日の衆院予算委員会では、「(削減を)年内で実行できるテンポで議論を進めてほしい」と踏み込みました。

 5日の質疑で公明党の山口那津男代表は、西岡武夫参院議長が菅首相の発言に「行政府の長として不見識だ」と批判したこともあげながら「参議院ではすでに、定数是正にむけ選挙制度の改正やろうという段階だった。そこへ定数削減をもってこられても、今までの参議院議論とは直接かみ合わない」と批判しました。

 菅首相は「参議院に言ったわけでない」と開き直りました。

 また、みんなの党の水野賢一議員は「みんなの党は参院選政策で、衆議院は180削減、参議院は142削減を明記している」と強調しました。

 その一方で水野氏は、「安直に比例区だけを削減するとか、1票の格差を放置したまま数を減らせばいいというものではないとの意見も留意すべきだ」と述べました。

 菅首相は「民主党の考えは明確だ」と明言。「しっかり議論し、成案を得て、実現を図っていただきたい」と改めて定数削減に固執する姿勢を示しました。





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