2010年8月4日(水)「しんぶん赤旗」

「平等なら6者復帰」

北朝鮮外相が改めて表明


 【ハノイ=井上歩】ジャカルタからの報道によると、インドネシアを訪問している北朝鮮の朴宜春(パク・ウィチュン)外相は2日、ジャカルタでマルティ外相と会談し、「平等な立場なら6カ国協議に復帰する」との立場を改めて示しました。「平等な立場」は制裁解除を指しているとみられています。

 一方、マルティ外相は会談後、「遅かれ早かれ、(6カ国協議)関係国は交渉に戻らなくてはいけない。早い方がいい」と6カ国協議の早期再開を支持しました。

 マルティ氏はまた、インドネシアは韓国、北朝鮮双方と緊密な関係を持っていると指摘し、6カ国協議再開に向けた「建設的な環境づくり」を支援していく意向を表明しました。同外相は今月下旬に韓国と北朝鮮訪問を予定しています。





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