2010年7月13日(火)「しんぶん赤旗」

公約実現へ全力

参院選当選者の横顔


幅広い国会質問 党の要

市田忠義(67)現

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 2000年の第22回党大会で党書記局長に選ばれ、党を動かす要として大きな役割を果たしています。参院選でも、比例代表候補であると同時に、参院選闘争本部長として指揮をとりながら全国を駆け巡りました。国会では、本会議代表質問などで国政のあらゆる問題を取り上げ、政府を追及。偽装請負問題では、受け入れた大企業の責任を迫り大きな反響をよびました。環境委員として、この6年間で50回以上質問し、地球温暖化対策から水俣病をはじめとする公害問題まで幅広く取り上げました。

 大阪府生まれ。働きながら立命館大学を卒業。京都府委員長、中央選対局長などを歴任。1998年の参院選で当選し3期目。


財政・金融問題のプロ

大門実紀史(54)現

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 9年半にわたり、国民生活破壊の小泉・竹中「構造改革」路線と対決してきた財政・金融問題のプロです。

 消費税増税阻止の先頭に立ち、今年3月には日本の法人税が社会保険料負担を合わせれば欧米に比べて低いと菅財務相(当時)ら民主党政府を鋭く追及しました。

 雇用問題でも、日本郵政グループの非正規労働者約12万人を早期に正規雇用化するよう求め、亀井大臣に約束させました。国会で何度もクレジット・サラ金被害問題を取り上げ、改正貸金業法の実現を後押ししました。

 東京土建本部書記長などを歴任し、2001年、立木洋参院議員の病気引退で繰り上げ当選。党参院国会対策副委員長。参院予算委員、同財政金融委員。


議員秘書として活動8年

田村智子(45)新

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 1965年、長野県小諸市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。学費値上げ問題で論陣を張りました。日本民主青年同盟東京都委員会勤務、同中央委員会常任委員をつとめ平和運動などの先頭に立ちました。

 95年から8年間、党国会議員団事務局に勤務、石井郁子衆院議員や井上美代参院議員の秘書として予算や法案の分析、調査活動、質問準備、法案立案などにたずさわりました。98年、2001年参院選比例代表、05年衆院選比例東京ブロック・東京13区、07年参院東京選挙区に立候補。

 06年から党東京都委員会副委員長などを歴任。現在、准中央委員、党中央国民運動委員。家族は夫と1男1女。趣味は合唱、本の読み聞かせ、園芸。





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