2010年6月24日(木)「しんぶん赤旗」
新潟水俣病4次訴訟
地裁に和解勧告上申書
新潟水俣病の未認定患者ら113人が国や原因企業の昭和電工(東京都港区)に損害賠償を求めた新潟水俣病4次訴訟で、原告団は23日、新潟地裁に和解勧告を求める上申書を提出しました。国と同社も同日中に上申書を提出。7月8日の口頭弁論で和解勧告が出される見通しです。
原告団は2月から、和解協議入りを目指して国や同社と事前協議を開始。熊本地裁で3月、未認定患者団体「水俣病不知火患者会」が和解した例を参考に、第三者委員会による患者判定などを話し合ってきました。
双方は和解勧告後、被害者に一時金210万円を支払うなどとした水俣病救済特別措置法の内容を軸に協議を進め、和解成立を目指します。
原告団長の山崎昭正さん(68)は「国や昭和電工の出方が心配だが、今まで以上に頑張っていきたい」と話しました。中村周而弁護団長は「熊本地裁での合意内容だけでなく、原告以外も含めた全員救済についても話し合いたい」と述べました。

