2010年6月3日(木)「しんぶん赤旗」
反核平和マラソン出発
世論変えるストライド
岩手 労組青年ら、県内一周へ
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岩手自治労連青年部(山崎公生青年部長)が主催する第25回県内一周反核平和マラソンが1日、釜石市役所前をスタートしました。マラソンは、のべ800人のランナーがたすきをリレーしながら4日間をかけて広い県内を一周し、4日に盛岡市役所前にゴールします。
出発式で岩手自治労連の渡辺孝文書記長は「昨年のオバマ米大統領の『核兵器のない世界を』との演説、先の核不拡散条約(NPT)再検討会議での『合意文書』の確認など着実に核兵器廃絶の運動は前進している。これまでのみんなの小さな一歩が世論を変えてきた」と強調しました。
山崎青年部長は再検討会議に呼応した5月のニューヨーク行動に参加した感想をのべ、「みんなで取り組んだ核廃絶署名を渡し、思いを伝えてきた」とあいさつしました。
渡辺書記長と山崎青年部長からランナーにたすきと千羽鶴が引き渡され、号砲とともに約30人のランナーが南北2コースに分かれてスタートしました。
出発式には野田武則釜石市長、自治労連本部青年部、岩手県原水協、岩手県被団協、非核の政府を求める岩手の会などがメッセージを寄せました。
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