2010年6月3日(木)「しんぶん赤旗」

消費増税狙う民主 告発

大阪 なくす会キャラバン開始

　消費税をなくす大阪の会は１日、「消費税の増税反対、食料品・生活費に課税するな」の大阪府内キャラバン宣伝を開始。大阪市、堺市内で訴えました。キャラバン宣伝は３日間の日程です。

　清藤詔八郎事務局長らは、民主党が、昨年の総選挙で消費税について４年間は上げないと公約しながら、参院選のマニフェストに消費税増税や大企業への大幅減税を明記していることを紹介。「次の総選挙の後、増税を実施しようとしていることだ。国民の日々の生活が大変になってきているときに、増税するなんてとんでもないことだ」と批判しました。

　大企業に対する減税を１０年前に戻し、優遇税制を正し、軍事費を見直せば、社会保障の財源はできると力説。「消費税の増税ノー、食料品・生活費に税金をかけるなの声を大きく上げましょう」と呼びかけました。

　署名した女性（５６）は、「消費税が何に使われているかわからない。社会保障の充実にまわして、安心して暮らせるようにしてほしい」と話しました。

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