2010年5月25日(火)「しんぶん赤旗」

組合長・町長・議長ずらり

共産党主催 岡山で林業シンポ

（写真）参加者とともに林業の再生を語りあった（右から）有坂、米田、牧田、井原の各氏＝23日、岡山県津山市

　日本共産党岡山県委員会と県議団､津山市議団は２３日､津山市で｢環境と地域経済を守る森林･林業シンポジウム｣を開きました｡

　県北の六つの森林組合の組合長や役員など林業関係者､奈義町の町長､津山市議会の議長をはじめ市町村議､工務店など木材住宅建設業者や市民約150人が参加しました｡

　垣内雄一参院選挙区予定候補が主催者を代表してあいさつ｡武田英夫県議がコーディネーターを務め､林家で真庭木材市売常務取締役の井原敬典さん､木材住宅建設業者の牧田照夫さん､津山市森林課長の米田裕志さん､党農林･漁民局次長の有坂哲夫さんがパネリストを務めました｡

　有坂さんは｢地域の基幹産業であり､国土の守り手である森林林業の発展を｣と報告しました｡

　井原さん､牧田さん､米田さんが､森を育てる林業の大切さや､国産材を使った風土に適した建築のすばらしさなど語りました｡

　津山市森林組合の長滝健吾組合長は｢このようなシンポを開いていただき､山をあずかるものとして心強く大きな励みになる｣と会場から発言し､｢国家戦略として道を開いていく政策がないと林業は再生できない｡共産党のみなさんに党をあげて取り組んでいただきたい｣と語りました｡

　久永良一党津山市議は､林業再生へ共同を広げる決意をのべました｡

　日本共産党は林業関係者や住宅建設業者など約400の団体や個人に案内を広げてきました｡

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