2010年5月11日(火)「しんぶん赤旗」

「条約無効」認識共有を

併合100年 日韓知識人が声明


 「韓国併合」100年にあたり、日本と韓国の歴史学者をはじめとする知識人が10日、東京とソウルで「『韓国併合』100年日韓知識人共同声明」を発表しました。昨年秋から協議していたもの。

 日本側では、大江健三郎(作家)、鶴見俊輔(哲学者)、三谷太一郎(政治学者)、宮崎勇(経済学者・元経済企画庁長官)の各氏ら105人、韓国側では姜萬吉(元尚志大総長)、趙光(高麗大教授)、羅鍾一(元駐日大使)、金芝河(詩人)、高銀(詩人)の各氏ら109人が署名しています。

 声明は、「併合」の過程や「併合条約」をどう考えるかが「両民族の間の歴史問題の核心」「和解と協力のための基本」であると指摘。併合条約等は対等、自由意思で結ばれたもので当初は有効であったとする日本政府側の立場は維持できず、当初より不法無効であるとする韓国政府側の解釈が共通に受け入れられるべきであると述べています。

 声明は「罪の許しは乞わねばならず、許しはあたえられねばならない」とのべ、対立する問題は、過去を省察し、未来を見据えることで、先のばしすることなく解決を図らねばならないとしています。





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