2010年5月8日(土)「しんぶん赤旗」

参院選

沖縄の総意代表する候補を

「会」結成へ 呼びかけ人懇談会


 6月24日にも公示が予想される参院選に沖縄選挙区から、沖縄県民の総意である「米軍普天間基地の県内移設反対・無条件撤去」を堂々と主張できる候補者を擁立しようと7日、那覇市内で、「県民の会(仮称)」結成に向けた呼びかけ人懇談会が開かれました。

 日本共産党沖縄県委員会が呼びかけ、医療、法律、学者・知識人、女性など広範な団体・分野から20人が参加しました。

 呼びかけ人を代表して党県委員長の赤嶺政賢衆院議員は、「いま普天間基地の早期閉鎖・県内移設反対を求める沖縄県民のたたかいは歴史的局面を迎えている」として、「『抑止力』論の誤りを打ち破り、移設条件のない無条件撤去を求める県民のたたかいを前進させるために、政治的立場の違いを超えた超党派の県民の共同」を呼びかけました。

 懇談会では、鳩山由紀夫首相の訪問で沸騰した県民の怒りなど参院選をめぐる情勢や「会」の名称、政策スローガン、候補者選考の基準などについて話し合いました。

 その結果、(1)普天間基地の無条件撤去、「県内移設反対」の立場を貫く(2)「県内移設」の立場に立つ政党・政権にくみしない(3)将来的には安保条約をなくし、基地のない平和で豊かな沖縄をめざす―の3点で候補者選考を進めることを確認。この立場で一致できる広範な個人・団体に参加を呼びかけることにしています。次回懇談会は10日。





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