2010年4月27日(火)「しんぶん赤旗」

米市民 沖縄に連帯

ワシントン 「新基地ノー」と集会


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(写真)「(米軍)基地撤去」や「ジュゴンを救え」と呼びかけた宣伝行動に参加する人々=25日、ワシントン(西村央撮影)

 【ワシントン=西村央】米軍普天間基地の県内移設反対を掲げ、沖縄で9万人の大集会が実施されたのに合わせ、ワシントン市内の日本大使館前で25日、「新基地建設反対」「ジュゴン守れ」と呼びかける抗議集会が行われました。

 この行動は米国内の市民団体「ネットワーク・フォー・オキナワ」が呼びかけたもの。参加者は「新たな基地建設を拒否する沖縄県民の意思を尊重するよう鳩山首相に要請する」などと訴え、絶滅の危機にあるジュゴンがすむ海を埋め立てることへの反対を確認しました。

 ニューヨーク市から駆けつけたマドリーン・ルイスさん(64)は「沖縄の米軍基地は、平和をもたらすものではない。基地騒音などの被害も米国では知られてはいないが、あまりにひどい。普天間基地も撤去が当然」と主張しました。

 この日の行動では、クシニチ連邦下院議員(民主党)の「(沖縄の)地域住民の意思が完全に無視されている。私は沖縄県民の懸念を米議会に伝え、沖縄県民への支援を続ける」とのメッセージが紹介されました。





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