2010年3月25日(木)「しんぶん赤旗」

借り手の立場貫け

改正貸金業法 全面施行迫る

大門議員


 大門みきし議員は19日の参院財政金融委員会で、多重債務問題の解決を目的とした改正貸金業法の6月18日の完全施行に向けた金融庁の取り組みについて質問し、借り手の立場で全面施行するよう求めました。

 金融庁では、大塚耕平副大臣を座長とする「貸金業法に関するプロジェクトチーム(PT)」をつくり、10項目の施策について大詰めの準備を進めています。

 大塚副大臣は今後のスケジュールについて、「来週にはPTにおいてだいたいの方向性を固め、府令改正等については4月の早い段階には、パブリックコメントにかけたい」と答弁。亀井静香金融担当相は「こういう方々が今後健全な生活をされていかれる方向の中で施行されるようわれわれも全力を挙げてがんばりたい」と述べました。





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