2010年3月19日(金)「しんぶん赤旗」

韓国で青年ユニオン

最賃引き上げなど求め結成


 韓国で15〜39歳を対象にした労働組合「青年ユニオン」が発足し、18日、労働省に設立申告書を提出しました。特定世代による労組の設立は初めてです。

 「青年ユニオン」はファストフード店やガソリンスタンドなどで働くフリーター、企業研修生など、既存の労働組合が加入の対象としてこなかった青年層の労働問題を解決するために結成されました。

 13日に開いた創立総会で「正規職や非正規職、就業準備中の学生、不安定・失業状態にある青年労働者の組織化、権利保護」を理念として定めました。

 現在の組合員数は60人ですが、インターネット上に開設したコミュニティーサイトには既に1000人以上が登録しています。

 創立総会では、最低賃金引き上げ運動や、フリーターを対象にした実態調査を行うほか、青年層の雇用を拡大するための割当制度(クォーター)の導入を政府に働きかけることを決めました。

 韓国の失業率は4・9%ですが、青年(15〜29歳)では10%に達するなど、青年層の雇用問題が深刻化しています。アルバイトなどでは、1時間4110ウォン(約330円)の法定最低賃金以下の給料で働かせたあげく、さまざまな理由をつけて恣意(しい)的に減給するといった実態が横行しています。(中村圭吾)



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