2010年3月14日(日)「しんぶん赤旗」

海も陸も基地造らせない

市長、辺野古で誓う

沖縄・名護


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(写真)新基地を造らせない決意を示す市民ら。中央は稲葉進市長=13日、沖縄・名護市辺野古

 米軍普天間基地の「移転」先として沖縄県名護市の米軍キャンプ・シュワブ陸上案があがっていることを糾弾し、“海にも陸にも新基地を造らせない”決意を新たにしようと13日、同市辺野古の浜で、稲嶺進市長を激励する市民集会が開かれました。ヘリ基地反対協議会が呼びかけました。

 真夏を思わせる太陽の下、200人を超える市民らが参加。多数の国内メディアに加え、フランス国営テレビの世界最長寿海洋番組「タラサ」やイギリスBBCも取材しました。

 稲嶺市長は、シュワブ陸上案を「絶対に許してはいけない」とあらためて強調。「このような状況が続けば、1995年の県民大会どころではない、“島ぐるみ闘争”まで発展せざるをえない」と決意を語ると、参加者は大きな拍手と指笛で応えました。

 主催者あいさつした同会の安次富浩代表委員は「衆院沖縄4選挙区で1人の自民党候補も選出しなかったことは、“辺野古に基地を造らせない”という沖縄県民の切実な民意です。これを踏みにじる鳩山政権の手法に怒りを感じる」と訴えました。



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