2010年3月9日(火)「しんぶん赤旗」

「うばすて山」拡大

後期医療新制度 65歳以上国保加入案

厚労省試算


 後期高齢者医療制度廃止後の新制度について議論している厚生労働省の高齢者医療制度改革会議が8日に開かれ、65歳以上の高齢者を全員国民健康保険(国保)に加入させる案が示され、費用負担の詳細な厚労省試算を明らかにしました。

 政府は後期高齢者医療制度の即時廃止を求める国民の願いを裏切って4年後の新制度移行まで廃止を先送りし、同改革会議で四つの新制度案を検討しています。そのなかの一つである65歳以上の国保加入案は、75歳以上を別枠にして差別医療と負担増を押し付ける現行制度の対象年齢を引き下げ、「うばすて山」制度を拡大するものです。

 同案について厚労省は今回、65歳以上の高齢者の医療給付費のうち17%を高齢者自身の保険料で負担することになると試算しました。

 この案では、65歳以上の高齢者が入るのは64歳以下の現役世代とは別勘定の国保となり、保険料も財政も別建てとなります。保険料は、65歳以上の人口や医療費の増加に応じて値上がりします。



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