2010年2月27日(土)「しんぶん赤旗」

“林業に光当てありがたい”

群馬・県森林組合連合会長 共産党と懇談


 日本共産党の小菅啓司群馬県委員長と、たなはしせつ子参院群馬選挙区予定候補は26日、沼田市で県森林組合連合会の星野已喜雄会長・沼田市長と懇談しました。大東宣之、井之川博幸両市議、林幸司昭和村議が同席しました。

 星野会長は森林組合大会での志位和夫委員長のあいさつを掲載した「しんぶん赤旗」を手に「林業の問題に共産党の方々が光を当ててくれていることはありがたい。『赤旗』は切り抜いてスクラップしています」とのべました。また「林業は地球環境と地域振興の両面で考える必要がある」と強調し、外材に押され国産材が売れないことや燃料としての需要がなくなり山が荒れていること、不在地主が増えたことによる山林の境界問題など県内の現状を語りました。

 切り出したすべての木を有効活用するため県と協力し設置する北部県産材センターについて「全国的にも画期的。山もきれいになり利益を山林の持ち主に還元できるメリットもある」と話しました。

 たなはし氏は「環境保全や生物の多様性保持など重要な役割を持つ森林の再生は重要。群馬で始まった実践を国が支援するシステムをつくることが必要です」とのべました。小菅委員長は昨年末の県森連幹部との懇談のお礼をのべ、3月20日に市田忠義書記局長を迎え桐生市で開く党演説会の案内をしました。



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