2010年2月21日(日)「しんぶん赤旗」

予算案の徹底審議を

共産党 「政治とカネ」究明も全力


 今週の国会は、2010年度予算案を審議している衆院予算委員会で、22日に一般質疑(3時間)と、「経済・外交等」をテーマにした集中審議(4時間)が、24日に中央公聴会がおこなわれることが決まっています。それ以外の日程は、週明けの同委理事会で決まります。

 来年度予算案をめぐっては、与党は18日に3月1日に衆院を通過させる方針を固めました。一方、自民党は、22日の日程を決めた18日の予算委理事会を、与党が小沢一郎・民主党幹事長らの証人喚問に背を向けていることなどを理由に退席しています。

 日本共産党は、志位和夫委員長が17日の鳩山由紀夫首相との党首会談で、「旧来の悪政の根本にメスを入れ、政治の転換にふみだす予算に」とする組み替え要求を提起しました。この立場から、予算委での徹底した審議を求めていきます。

 「政治とカネ」の問題では、共産党の笠井亮議員が17日の衆院予算委員会で、公共事業受注企業から小沢幹事長への献金という「税金の還流」疑惑を追及し、同氏をはじめ3人の現・元秘書の証人喚問を改めて求めました。ひきつづき、疑惑の究明に全力を挙げる構えです。

 予算案審議以外では、与党は23日と25日に衆院本会議を開き、それぞれ子ども手当法案と高校無償化法案の審議入りを行いたいとしています。週明けの議院運営委員会理事会で日程が協議されます。



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