2010年2月3日(水)「しんぶん赤旗」

石川議員起訴の場合も

真相解明が先決

志位氏が指摘


 日本共産党の志位和夫委員長は2日、民主党の小沢一郎幹事長の資金疑惑で逮捕されている石川知裕衆院議員が起訴された場合の対応について、記者団から問われて、「真相の解明がなにより先決だ」とのべました。

 自民党などは石川氏が起訴された場合、議員辞職勧告決議案を提出する動きを示しています。これへの対応を聞かれた志位氏は「ことの筋道をたてる必要がある」とのべ、「起訴された事実を踏まえて国会に証人として招致し真相を語ってもらう必要がある。真相を明らかにしたうえで、政治責任を明らかにし、対処を決めるのが筋だ」とのべました。

 そして、議員辞職勧告決議案については、「一見勇ましいようだが、すぐにやめさせることは疑惑隠しの引き金を引くことになりかねない」と指摘。「仮に提出された場合、その趣旨をみて対応を決める」と表明しました。



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