「被災地サミットin神戸」

住み続けられるまちに

（写真）全国の被災地からの報告があいついだ第３回被災地サミットin神戸＝17日、神戸市

　阪神・淡路大震災１５年メモリアル　第３回「被災地サミット神戸」が１７日、神戸市で開かれ２００人が参加しました。主催は復興兵庫県民会議。

　同会議の１５年の活動報告、元三宅島村議の寺本恒夫氏、元南光町長の山田兼三氏、中越大震災、中越沖地震、能登半島地震、岩手・宮城内陸地震の被災地から報告がされ、自治体独自の住宅再建補助制度などが紹介されました。

　住宅再建支援について当面５００万円の支給金額引き上げ、半壊・一部損壊などすべての被災者への適用、生業にかかわる建物への適用など新たな署名内容の実現をめざす―被災地サミット宣言を拍手で採択。「自然災害が多発する我が国で、だれもが安心して安全で、いつまでも住み続けられるまちと制度実現を目指す」ことを呼びかけ、共同して全力で取り組むことを確認しました。

　会場で、ハイチ大地震被災者へ緊急カンパがとりくまれました。日本共産党の山下芳生参院議員が参加し、連帯のあいさつをしました。