文字の大きさ : [] [] []

2010年1月16日(土)「しんぶん赤旗」

小沢氏団体の疑惑は国会で解明を

市田書記局長が談話


 日本共産党の市田忠義書記局長は15日、民主党の石川知裕衆院議員逮捕について次の談話を明らかにしました。

 一、石川氏は「陸山会」の事務責任者であったのであり、政治資金規正法に違反する疑惑があれば、逮捕するのは当然である。

 一、「陸山会」は、小沢幹事長の資金管理団体であり、不正、不法行為、またその隠ぺい工作が当該政治家の意図的関与で行われたものであるかどうかの真相を究明するのは、司直の当然の責務であり、厳正な捜査を求めたい。

 一、政権与党の幹事長が、検察当局の事情聴取を要請されたこと自体、前代未聞の事態である。問題は資金の不記載にとどまらず、資金の出所にゼネコンからの資金提供の疑惑もあることだ。法的責任とあわせて、その政治的道義的責任を解明することも必要である。わが党は、民主党の自浄作用を強く要求してきたが、国会での必要な解明も要求したい。

 これらの根にある企業・団体献金、政党助成金制度の禁止も求めていく。



■関連キーワード

もどる
日本共産党ホーム「しんぶん赤旗」ご利用にあたって
(c)日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 TEL 03-3403-6111  FAX 03-5474-8358 Mail info@jcp.or.jp