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2010年1月14日(木)「しんぶん赤旗」

“「慰安婦」の声聞け”

韓国に連帯 日本・独でデモ


 「日本政府よ!償いのできるときを逃すな!」と訴えて日本軍「慰安婦」問題の解決を求める「水曜デモ」が13日、国会前で行われました。主催は、戦時性暴力問題連絡協議会です。

 冷たい風が吹くなか、日本政府に対して一刻も早い被害者の人権回復と謝罪、賠償を求めて、次々とマイクを握りました。

 「慰安婦」問題をパフォーマンスで表現しているイトーターリさんは、昨年11月18日に、韓国の日本大使館前で行われた「水曜デモ」に参加しました。「ブラインドがしまった窓を開けて職員が出てこない限り、『慰安婦』問題は解決されない。日本政府は、『慰安婦』の声を聞いてください」と訴えました。

 東京都豊島区の女性は「被害者のハルモニたちは、人間回復を求めてきたが、日本政府は何もしてきていない。民主党は、野党時代に何度も『慰安婦』問題解決のために法案を提出してきた。今こそ、償いをするときだ」と強調しました。

 同デモは、1992年1月から毎週水曜日に韓国の日本大使館前で開かれる「水曜デモ」の900回目に連帯し行われました。同日、名古屋、大阪、京都、福岡各市とドイツでも同様のデモが行われました。



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