2010年1月13日(水)「しんぶん赤旗」

市長選 稲嶺さん必勝を

沖縄・名護 総決起大会に３０００人

（写真）3000人が集まった稲嶺氏の総決起大会＝12日、沖縄県名護市

　２４日の投票まで２週間を切った沖縄県名護市長選（１７日告示）で公平・公正・透明性ある市政の実現を―。米軍普天間基地（同県宜野湾市）の「移設」を口実とする同市辺野古への新基地建設に反対する稲嶺ススム予定候補（６４）必勝のための総決起大会が１２日、同市「２１世紀の森屋内ドーム」で開かれました。

　会場には３０００人を超す人たちが集まり、「ススムとともに名護市を変えよう、勝利するまでがんばろう！」との各氏の訴えに、拍手や指笛を鳴らして盛大に唱和し、死力を尽くして稲嶺氏への支援を広げる決意をしました。

　軽快な音楽に合わせて、のぼりを持つ後援会員や妻の律子さんと会場の後ろから登場した稲嶺氏。「会場あふれんばかりの、熱気に勇気づけられ、市政奪還に向けていっそうの闘志を燃やす決意です」と強調。「これ以上、市民と県民につらい思いは絶対にさせません。辺野古の美しい海に新しい基地は絶対につくらせない、その信念を最後まで貫きます。普天間基地の『移設』問題に終止符を打とうではありませんか」と訴えると盛大な拍手が起きました。

　日本共産党の赤嶺政賢衆院議員のほか、稲嶺氏を推薦する民主、社民、社大など各政党と各団体の代表者も登壇しました。