文字の大きさ : [] [] []

2010年1月12日(火)「しんぶん赤旗」

障害児教育の未来語る

大阪で全国集会 経験を交流


 11日までの3日間、大阪市内を会場に開かれた第9回全国障害児学級&学校学習交流集会には全国から障害児教育関係者1420人がつどい、障害児教育の未来を語り合いました。

 初日の全体会で龍谷大学教授の白石正久さんは、記念講演で「『権利としての障害児教育』を引き継ぎ、発展させるバトンリレーを」と題して話しました。

 文化行事では大阪の障害児教育関係者による合唱組曲「だいすきえがお」と青年パフォーマンスで全国の参加者を歓迎しました。

 2日目は、障害をもつ子どもたちの教育実践を持ち寄り、10の講座、7の文化バザール、14の分科会に分かれて学びあい、語り合いました。

 3日目は「子どもは学校の主人公」「生活の危機は発達の危機」「とっておきの授業づくり、教育実践」「自立と教育」の四つの教育フォーラムで、障害当事者、保護者、研究者などからの報告や活発な討議が行われました。

 「人間を育てること、科学的にみつめること。集団の中で育つことをあらためて実感しました」「権利としての障害児教育のバトンを少しでも若い人たちに引き継いでいけるようになりたいと思いました」「若者たちのダンスに元気をもらいました」「子どもたちの幸せや笑顔が大事にされ、教師とお母さん、お父さんがつながりながら、学校、社会をつくっていく、そんな民主的な国をつくっていくことが大事なんだなと改めて感じることができました」とのたくさんの感想が寄せられました。



■関連キーワード

もどる
日本共産党ホーム「しんぶん赤旗」ご利用にあたって
(c)日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 TEL 03-3403-6111  FAX 03-5474-8358 Mail info@jcp.or.jp