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2010年1月4日(月)「しんぶん赤旗」

米新基地つくらせぬ

名護市長選 稲嶺氏、元日から全力


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(写真)「新基地はつくらせません」と訴え、市民と固い握手を交わす稲嶺氏=1日、沖縄県名護市

 17日の告示まで2週間となった沖縄県名護市長選挙(24日投票)。米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の「移設」に伴う同市辺野古への米軍新基地建設計画反対を公約する稲嶺ススム予定候補(64)は1日、初日の出を新基地建設に反対する住民らと辺野古の浜で迎え、街頭宣伝をスタートさせました。3日までに市内55カ所で訴えました。

 「辺野古の海、大浦湾にもう軍事基地はつくらせてはいけない、つくらせない、とみなさんにお約束をした。これからあと10年、20年の街づくりをどう進めるか。子どもたちに何を残すかを決める大事な日が市長選挙です」―。稲嶺氏はこう強調し、公正、公平、透明性のある市政への変革、子育て支援などに力を入れることを約束し、「どうしても勝たせてください。稲嶺ススムは先頭に立ってがんばります」と訴えました。

 稲嶺氏の訴えに、聴衆からは「そうだ、最高だ。がんばれー!」などの声援が上がりました。

 稲嶺氏と握手を交わした女性(50)は、「稲嶺さんを応援しています。市長選挙の大きな争点は間違いなく基地の問題です。ぜひ市政の転換を」と熱く語り、元教員の女性(84)は、「辺野古に基地をつくられるのはごめんです」と力を込めました。

 市長選挙は、新基地建設を容認する現職の島袋吉和候補との一騎打ちです。



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