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2009年12月23日(水)「しんぶん赤旗」

稲嶺氏の勝利めざす

名護市長選 県統一連が決起集会


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(写真)参加者の拍手に応える稲嶺ススム氏=22日、沖縄・名護市

 稲嶺ススム予定候補の勝利で辺野古の米軍新基地建設反対の意思を示そう―。全国の注目が集まる名護市長選(来年1月17日告示)に向け沖縄県統一連が22日、決起集会を開催。参加者らは新基地建設を止め、平和で豊かな名護市実現のために何としても稲嶺勝利をかち取ろうとの決意を固め合いました。

 稲嶺氏は「新政権に対して辺野古に新基地はいらないとくさびを打ち込み揺れを止め米政府にしっかりと日本の意思を伝える外交の責任を果たさせよう」と訴えました。

 また、「毎年の教育予算削減で子どもたちが劣悪な環境に置かれ、お年寄りは年金や介護、地域の安全が脅かされる状況がある。みんなで支え合える普通の街を取り戻して、豊かな自然の特性を生かした街づくりを進めたい」と決意を語りました。

 「米軍基地は土地も海も空も取り上げ、我々の産業の発展を壊している。生活を良くする面からも基地をつくらせてはいけない」。統一連の新垣繁信代表幹事は開会あいさつでこう指摘しました。安保破棄中央実行委員会、全労連、民医連、民商、平和委員会、日本共産党が連帯のあいさつ。赤嶺政賢衆院議員も出席しました。

 名護市長選は、日本共産党や民主、社民、社大などが推す新人の稲嶺氏と米軍新基地建設を容認し、自民が推す現職との一騎打ちです。



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