文字の大きさ : [] [] []

2009年12月18日(金)「しんぶん赤旗」

「普天間」無条件返還を

沖縄に連帯 東京で緊急集会


写真

(写真)普天間基地の撤去、辺野古に新基地はつくらせないと唱和する緊急集会参加者=17日、参院議員面会所前

 米軍普天間基地の撤去と辺野古新基地建設撤回を求める緊急集会が17日夜、東京都内で開かれました。主催は、安保破棄中央実行委員会、国民大運動実行委員会、全労連、東京地評。

 「ジュゴンの海に基地はいらない!」の横断幕を持った参加者など200人が参加しました。

 大黒作治全労連議長は、「鳩山首相は、普天間基地の国外撤去を約束していたのに、政府は辺野古など沖縄県内移設の可能性を残し、県民の声を聞かずに動き回っている」と指摘。「基地撤去を実現するため、沖縄のたたかいと連帯しよう」とあいさつしました。

 沖縄から駆けつけた、沖縄県統一連の内間均さんは、「新基地建設はあらゆる調査で県民の7割が反対。日米同盟の是非が問われるところまで世論が高まっている」と強調しました。

 やんばる統一連の比嘉靖さんは名護市長選で新基地反対の稲嶺ススム統一候補が実現したと報告。「全国のみなさんの力を貸してほしい」と訴えました。

 各労組、団体から、沖縄への激励文やカンパなどが、内間さんたちに手渡されました。

 早坂義郎安保中実委事務局長は、新基地建設反対、普天間基地の無条件返還などを求める署名を広げる、名護市長選に物心両面の支援をする、ことなどを提起しました。

 日本共産党の井上哲士参院議員が、「年内決着を許さなかったのは、沖縄県民と国民の力だ。力を合わせ、名護市長選でも勝利し、基地撤去の意思を示そう」と呼びかけました。

 集会後、国会請願デモ行進をしました。



■関連キーワード

もどる
日本共産党ホーム「しんぶん赤旗」ご利用にあたって
(c)日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 TEL 03-3403-6111  FAX 03-5474-8358 Mail info@jcp.or.jp