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2009年11月29日(日)「しんぶん赤旗」

世論と運動 さらに強化

非核の会が常任世話人会


 非核の政府を求める会は27日、東京都内で常任世話人会を開きました。

 会議では、非核平和をめぐる最近の情勢について、「核兵器のない世界」に多くの政府代表がふれた国連総会演説、国連安保理の1887決議採択等に示される重要な動きがある半面、国際政治の展開に、核兵器廃絶の具体的展望につながる変化が見られないことが詳しく報告され、活発に論議しました。

 このなかで国連総会の核兵器関連諸決議の採択をめぐり、米国が日本決議とCTBT決議に賛成する変化はあるものの、米国、日本の両政府ともほぼ昨年同様の消極的対応にとどまった問題について論議。

 「NPT再検討会議直前の国連総会で、米日両国が核兵器廃絶への具体的姿勢を示さないのは重大」と指摘するとともに、オバマ大統領や鳩山首相に公約実行を求め、来年のNPT会議を核兵器廃絶への確かな道筋をつける場とするためには、非核・平和の世論と運動の強化がますます重要だと、こもごも語りました。

 「国際署名を年内に100万筆集めたい」(新婦人)、「NPTニューヨーク行動に200人を派遣する」(自治労連)などの報告もありました。

 シンポ「鳩山政権下、非核日本への道を探る」、NPT再検討会議に向けた意見ポスター運動の取り組みをいっそう促進することなどを確認しました。



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