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2009年11月25日(水)「しんぶん赤旗」

雇用守るルールぜひ

民青同盟が国会要請


 日本民主青年同盟(民青同盟)は24日、人間らしく働ける雇用のルールや安心して学べる社会を求めて国会要請を行いました。26都道府県から56人が参加しました。

 事前集会で田中悠委員長は民青同盟が来年5月に行われる「全国青年大集会」に向けてよびかけている雇用実態アンケート(目標5万人)に寄せられた声を紹介。労働の実態や高学費で苦しんでいる学生の生の声を届けようとのべました。

 三重の青年は正社員をめざし、製造業の派遣社員として働いていましたが、景気悪化を理由に9月末に契約を切られました。「非正規だといつ仕事がなくなるかとの不安がある。正社員として雇ってほしい」と訴えました。

 静岡県の生活保護を受けている青年(35)は「失業保険が切れて生活保護も受けられない青年がいると思う。年末年始を安心してすごせるよう、国として対策をとってほしい」とのべました。

 月400時間を超える働き方を告発し、団体交渉で150万円の残業代を勝ち取った女性(24)は「私だけが困っているわけではない。みんなが人間らしいくらしができるように、青年大集会に向けアンケートを取りたい」と語りました。

 日本共産党の宮本岳志衆院議員があいさつしました。



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