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2009年11月18日(水)「しんぶん赤旗」

食の列島3000キロ まるごと紹介

農民連などが産直みほん市


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(写真)米を養鶏や養豚の飼料にしたコーナーは質問攻めに=17日、東京都大田区

 「日本列島3000キロ産地まるごと紹介しよう」と第2回「ふるさと産直みほん市」が17日、東京都大田区産業プラザで開かれました。北海道から沖縄までの果物、野菜や畜産物、加工品、農村民宿のパネルを前に食品流通関係者や学校給食の栄養士ら630人が参加、交流しました。

 会場には和歌山県みなべ町の小谷芳正町長もかけつけ「梅はわが町の基幹産業です。健康にも良い梅を食べてください」と南高梅誕生の地をアピールしていました。

 人だかりになったのは、米粉、えさ米コーナー。モミ米を鶏に与えた卵に、母親大会実行委員会の石田千鶴子事務局次長は「子どもにアレルギーが多い。輸入トウモロコシの遺伝子組み換えの心配がなく安心です。えさ米は水田の利用にもつながり、良いこと」と話します。

 大田区の学校給食の栄養士(34)も山形県産の米粉めんの説明を受け「小麦アレルギーの子にも対応できそう。自給率向上の食育の教材にもよさそう」と語りました。

 見本市は、農民連(農民運動全国連合会)の産直「農民連ふるさとネットワーク」と農民連、農協産直をすすめる日本販売農業協同組合連合会が実行委員会をつくり開催。農水省、東京都、大田区、自治体問題研究所が後援しました。



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