2009年11月15日(日)「しんぶん赤旗」

改憲させない声大きく

憲法会議・共同センター 学習と交流の集い

大阪

（写真）さなざまな要求を持ち寄ってひらかれた「学習と交流のつどい」＝14日、堺市

　大阪憲法会議・共同センターは１４日、「守ろう９条、生かそう憲法」とよびかける学習と交流のつどいを堺市内で開き、６００人以上が参加しました。憲法９条を守り、核兵器廃絶へ運動をいっそう広げていく意気込みがあふれました。

　渡辺治一橋大学大学院教授が「新政権下で憲法はどうなる」と題して講演。民主党政権発足の背景をくわしく述べるとともに憲法をめぐっては解釈改憲の危険があるとし、「鳩山政権に改憲はしないと約束させる運動を」とよびかけました。

　団体・地域の代表が横断幕やノボリなどをもって舞台に勢ぞろい。大阪自治労連の代表が、憲法を守る一点で府内の２９の自治体の首長らと懇談し、「自治体職員としては憲法を守るのが当然」などの声が寄せられたことを紹介。堺市の福泉・鳳地域９条の会の代表が、戦争体験を語る会など多彩な草の根の活動のなかで保守層にも共同が広がっていることを報告し、「改憲手続き法阻止へ憲法改悪阻止署名の有権者過半数をめざしたい」と語りました。憲法署名が女性有権者比２割を超えた新婦人泉南支部、有権者過半数を達成した西淀川共同センターの代表が経験と決意を述べました。

　「とめよう改憲！大阪ネットワーク」共同代表の原田恵子さんが連帯あいさつしました。