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2009年11月11日(水)「しんぶん赤旗」

米・コロンビア基地協定

「中南米国民に脅威」 ニカラグア
「新グアンタナモだ」 ボリビア

両大統領批判


 【メキシコ市=菅原啓】米・コロンビア両国政府が先月末、米軍にコロンビアの基地使用などを認める新協定に調印したことを受け、中南米諸国では改めて批判や懸念の声が上がっています。


 ニカラグアのオルテガ大統領は9日の演説で、1980年代にニカラグアへの干渉戦争が隣国ホンジュラスの米軍基地を拠点に展開されたことを指摘。米軍基地は「戦争の象徴」であり、中南米の諸国民全体にとって「真の脅威」だと強調しました。

 ボリビアのモラレス大統領は同日、キューバ国内にあるグアンタナモ米軍基地になぞらえて、コロンビアは中南米全体にとっての「新たなグアンタナモと化す」と指摘。米国が中南米に介入するために麻薬問題を利用していると非難し、この問題に対処するために米州ボリバル連合(ALBA=ニカラグア、ボリビアなど9カ国で構成)の首脳会議を開催すべきだとの考えを明らかにしました。

 6日までジャマイカで開かれていたリオグループの外相会議でも、多くの参加国がこの問題の重大性を指摘。来年2月にメキシコのカンクンで開催する中南米カリブ海諸国首脳会議で、米コロンビア基地協定を議題とすることを確認しました。


 リオグループ 中南米諸国の政治協力、紛争の解決策の探究などを目的にした政策協議機構。1986年12月、ブラジル・リオデジャネイロでの中南米8カ国外相会議の決定で発足。現在は18カ国とカリブ共同体・共同市場(カリコム)代表(輪番制)で構成しています。


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