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2009年11月11日(水)「しんぶん赤旗」

沖縄は新基地ノー

県民大会実行委 政府・米大使館に要請


 「沖縄にこれ以上の基地はいらない。辺野古への新基地建設と県内移設に反対する!」―2万1000人の熱気に包まれた沖縄県民大会(8日)の実行委員会代表が10日、米軍普天間基地の即時閉鎖・返還などを求めて政府や米大使館への要請行動を行いました。また、「県外、国外の移設は不可能」などと発言した松沢成文・神奈川県知事あての抗議文を手渡しました。

 米大使館では、実行委員会共同代表の伊波洋一宜野湾市長が「米国の安全基準に照らしても普天間基地は即時閉鎖・撤去されるべき基地だ」と強調。米側が「(日米合意が)最良の選択だ」と述べたのに対し、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は「日米合意が大事だといわれるが、県民の我慢も限界だ。これ以上の基地はつくらせないというのが県民の総意だ」と力説しました。

 防衛省では、共同代表の翁長雄志那覇市長が「基地の整理・縮小が県民の総意だ」と表明。榛葉賀津也防衛副大臣は「県民の心を重く受け止めて頑張りたい」と応じました。

 その後、外国特派員協会で記者会見した伊波氏は「きれいな海に新基地をつくることは断念することと普天間基地の閉鎖という、二つの県民の思いをオバマ米大統領に伝えてもらいたい」と表明しました。

 政府要請行動には、日本共産党の前田政明、西銘純恵両県議が参加しました。



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