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2009年11月5日(木)「しんぶん赤旗」

“選挙中の発言、公約でない”

岡田外相 思わずポロリ


 「公約と(鳩山首相の)選挙中の発言とはイコールではない。公約というのはマニフェストだ。あえてマニフェストには普天間という言葉を書かなかった」――。

 岡田克也外相が日本共産党の笠井亮議員の沖縄・米軍普天間基地をめぐる追及に思わず発した答弁。「県内移設容認」を見越していたのだといわんばかりの発言でした。衆院第1委員会室が騒然となるなか、笠井氏がすかさず「有権者は何を頼りにして政党と候補者を選ぶのか」と批判したのは当然です。

 興味深いのは、民主党が野党時代にとっていた態度です。

 たとえば「消えた年金問題」。安倍晋三首相(当時)が2007年7月の参院選で「最後のお一人に至るまですべて記録をチェックする」とした約束が実現不可能となったとき、自民党の町村信孝官房長官(当時)は「選挙中ですから、簡略化して物をいってしまっているところが確かにあった」などと言い訳しました。

 これに対し、民主党幹事長だった鳩山氏は「許せることではない、国民をバカにしている。徹底的に追及する」(07年12月)と表明し、簗瀬進参院国対委員長(当時)は「民主主義の本質を理解していない。選挙の時の言葉だからこそ重い。暴論である」(同前)とまで述べ、党をあげて批判していたのです。

 民主党にとって、「民主主義」の本質の理解は、与党のときと野党のときで正反対になってしまうのでしょうか。(渡)



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