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2009年11月4日(水)「しんぶん赤旗」

平和も生存権も輝け

憲法会議が街頭宣伝

東京


 「9条改悪反対! 憲法をいかして暮らしと雇用を守ろう!」と憲法改悪阻止各界連絡会議(憲法会議)は憲法公布63周年の3日、休日でにぎわう東京・上野公園の入り口で宣伝しました。

 「憲法を守り、いかしましょう」と呼びかけながら「アフガニスタン、北朝鮮問題は9条を生かし、外交で解決を」と訴えるビラを配布。家族連れやグループらが、「本当に平和は大切ですね」(東京都内の72歳の女性)などとこたえながら受け取っていました。

 労働組合や農民連、東京憲法会議、国民救援会の代表がマイクを握りました。「憲法25条が定める健康で文化的な最低限度の生活ができるようワーキングプアをなくしていこう」(国公労連)「憲法26条のひとしく教育が受けられる権利を実現するため高校授業料無償化を実現し、さらに拡充しよう」(全教)など訴えました。

 全労連の今井文夫常任幹事は、「憲法の理念にたった外交を」とのべ、沖縄県名護市の米軍新基地建設を許さず、普天間基地の無条件返還をと力を込めました。歴史研究者の石山久男さんが、「国民は9条を変えようとした自公政権を退場させた。平和で、生存権が保障される日本をめざしていこう」と呼びかけると、ベンチに腰かけていた人たちから拍手がおきました。



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