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2009年10月27日(火)「しんぶん赤旗」

IAEA

イラン核査察開始

首都南方 第2の濃縮施設に


 【カイロ=松本眞志】国際原子力機関(IAEA)の査察官は25日、イランの首都テヘラン南方のコム市近郊の第2のウラン濃縮施設の査察を開始しました。イラン側の「核施設は平和目的」との主張に対する検証を行うものとみられます。査察団は数日滞在し、同施設を再訪問する予定です。

 同施設は3年前に西側情報機関によって探知され、核兵器開発計画を秘匿している可能性があるとの懸念が高まっていました。西側外交官によると、1年以内に核兵器に転用できる濃縮ウランを生産する能力があるとされます。

 イラン側は今年9月21日に施設の存在をIAEAに通告。IAEAのエルバラダイ事務局長は「施設の設計段階で通告すべきだった」とし、イラン側の行為が「規則違反」との認識を示しました。イランは、10月初めにジュネーブでの6カ国(国連安保理常任理事国とドイツ)との会合で、ウラン濃縮を海外で行うことに同意したとされます。しかし、正式な回答は、国連が定めた期限を無視して引き延ばしているともいわれています。



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