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2009年10月17日(土)「しんぶん赤旗」

再生可能エネルギー活用

高知 吉井議員が梼原町視察


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(写真)中越組合長(右端)の説明で木質ペレット工場を見学する吉井氏(中央)と笹岡氏=15日、高知県梼原町

 日本共産党の吉井英勝衆院議員は15、16の両日、自然環境を生かした再生可能なエネルギーの活用をすすめている、高知県梼原(ゆすはら)町を視察しました。

 同町は人口4千人、91%が森林です。

 町の大ア光雄総務課長は「風力発電機2基を設置し、売電料を森林整備や太陽光発電パネル購入の補助金に充てている。小規模水力発電を中学校の照明や街路灯に使っている」と説明。風・水・光・森の自然を最大限に利用して、町内で使用する電気の3割は自然エネルギーでまかなっている、とのべました。

 中越武義町長とも懇談しました。

 町森林組合の中越利茂組合長は、団体では全国で初めて、森林環境保全に配慮し持続可能な生産をしている団体を認証する「FSC認証」を取得して、森林資源を生かした事業をしているとのべ、「町産材を利用した木造建築の推進や木質ペレットの会社をつくり、雇用と仕事を創出している」と語りました。

 中越組合長の案内で木質ペレット工場や製材工場などを見学しました。

 吉井議員は「政府の言う温室効果ガス25%の排出削減には、再生可能な自然エネルギーの大規模な普及が不可欠です。同時にその普及が地域経済・中小企業の活性化につながることが重要で、今回の視察はその方向性を示唆するものでした」と話しました。

 笹岡まさる衆院四国ブロック国政対策委員長らが同行しました。


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