2009年10月14日(水)「しんぶん赤旗」
ホーム柵・点字ブロック改善
JR・東急に要請
東視協
14日は「鉄道の日」。これにちなんで、東京視覚障害者協会(東視協・栗山健会長)は13日、JR東日本東京支社と東京急行電鉄に対し、視覚障害者の安全な歩行・移動を求める要請をしました。
JR東日本東京支社への要請内容は、▽京浜東北・中央両線のホームに可動柵設置。山手線の可動柵設置計画の前倒し▽ICカード専用の自動改札機の廃止▽エスカレーター側の手すりに点字表示をつける―など26項目。
東京急行電鉄には、▽点字ブロックで視覚障害者を双方向自動改札へ誘導しないよう改善▽エスカレーターに誘導する点字ブロックの敷設の実施―など5項目を要請しました。
JR東日本東京支社に対し参加者は「双方向自動改札機で反対側から来た人とぶつかりそうになった」「ICカード専用の自動改札機は触らないとわからない。専用でない改札機までたどりつくまでに、改札を通る人たちに次々とぶつかってしまい、改札付近が混雑することがある」「車両のドアの位置もわからず、健常者と視覚障害者との情報格差が広がっている」など、実体験から改善を迫る声が上がりました。
同社の担当者は、「点字ブロックの設置や駅の整備などは、国土交通省が定めた公共交通機関旅客施設の移動円滑化整備ガイドラインに沿って行っている」などと答えました。
要請行動後、東視協運営委員の山城完治さんは「私たちが少ない情報で苦労している現状を理解してもらえていない」ともどかしさをにじませました。

