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2009年10月9日(金)「しんぶん赤旗」

新政権発足後初の国政選挙

2参院補選が告示


 鳩山内閣発足後初の国政選挙となる参院神奈川、静岡両補欠選挙が8日告示(25日投開票)され、両選挙区とも日本共産党、民主党、自民党、諸派の公認候補4人がそれぞれ立候補しました。2補選では、「建設的野党」への期待がどれだけ広がるかとともに、新政権への評価が問われます。

 日本共産党の岡田政彦(神奈川)、ひらが高成(静岡)両候補は第一声で「建設的野党として、願い実現へ積極的に行動します」と支持を訴えました。

 民主党の細野豪志組織委員長は同日、静岡市内の同党候補の集会で、「今回の選挙は鳩山政権の今後を左右する」と発言。自民党の大島理森幹事長はJR静岡駅前で「今、私どもに雨も風も向かっているが、そういう時だからこそ、大きな意義を持つ価値あるたたかいだ」と訴えました。

 それぞれの民主党候補を、連立を組む国民新党が推薦、社民党も8日、両県連レベルで支持することを決めました。公明党は今回、自民候補を推薦せず、両選挙区とも自主投票としました。

 神奈川補選は、民主党参院議員だった浅尾慶一郎氏がみんなの党に移り、衆院にくら替え、静岡補選は、自民党の坂本由紀子氏の知事選出馬に伴い行われます。



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