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2009年10月7日(水)「しんぶん赤旗」

核なき世界へ私も

いっせい署名行動


 「核兵器のない世界を」署名を一気に広げようと原水爆禁止日本協議会(日本原水協)が呼びかけた全国いっせい署名行動が6日、各地で行われました。署名は核兵器禁止・廃絶条約の交渉開始と締結を求めるものです。

 東京では、日本原水協や東京原水協のメンバーが雨のなか、有楽町マリオン前の高架下で訴えました。

 各団体の代表が次々とマイクを握り、オバマ米大統領の宣言や国連安保理の決議など「核兵器のない世界」をめざす動きがうまれていることをのべ、いまこそ核兵器廃絶の実現をせまる声を強めようと訴えました。来年5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議に国民1割の1200万の署名を提出しようとしているとのべ、協力を呼びかけました。

 全労連の小松民子副議長は、全労連としても「1人5筆、500万筆」の署名を集めていることを紹介。日本原水協の高草木博事務局長は「世界各国の国民の力が核兵器なくせの流れをつくっている」と訴えました。

 横浜市の女性(66)は、「オバマ大統領が『核兵器のない世界』といったことを本当に喜んでいます。私は父親が戦死し、顔を知らないので、戦争や核兵器は本当にいや。だから私も」と署名していました。

 この日、宮崎県原水協は雨のなか繁華街で署名を集め、9日にも行動し、国連軍縮週間初日の24日には県内20カ所でとりくみます。札幌市では北海道原水協が連続した署名行動にとりくむなど全国でとりくみを強めています。



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