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2009年9月28日(月)「しんぶん赤旗」

笑顔 介護現場に

ヘルパーらパレード

札幌


 「介護される人もする人もみんな笑顔に」と、介護の現場で働く労働者の賃上げ、国の責任での保険料引き下げを求め、北海道各地から集まったヘルパーら約50人が27日、札幌市内をパレードしました。介護問題で道内のヘルパーを中心にパレードするのは今回が初めてです。

 介護の利用者、職員、事業者でつくる「介護に笑顔を!」北海道連絡会の主催。参加者は「介護の仕事は大変ですが、とても喜ばれています。私たちが笑顔で働けるように働く条件の改善を求めていきます」と訴え、パレードしました。

 電車で片道5時間かけ北見市から来たヘルパー(60)は「低賃金で収入が不安定なため、若い人は仕事を覚えてもやめていきます。自立して生活できる安定した収入を与えてほしい」と話します。

 介護労働者の賃金問題で民主党がマニフェスト(政権公約)に月4万円の引き上げを掲げたことについて、連絡会共同代表の石井秀夫さん(54)は「一日も早い賃上げには大賛成ですが、保険料にはね返らないよう公費で賃金を引き上げてほしい」と語りました。



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